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玲サイド
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「あ、おはよーですっ」
「おはよう」
集合場所でセフレに会って、フラフラ町を歩く。
カフェに寄ったり、買い物したり、散歩したり、遊んだり。
ずっとニコニコ嬉しそうにいてくれるからそこまで悪くないかな、と思う。
「じゃあ、そろそろ…行きますか?」
夕飯を共に食べ終わったら、恥ずかしそうに言った。
「今日と明日…明後日まではお前の家いさせて」
「あ!はいっ!」
今日一番の笑顔で。特にこっちの個人的な面に深入りしてこないところが良い。
「会社…?とかは?」
「ああ、それなら休むから」
どうせ少しくらい休んでも平気だろう。
「お、俺もっ、です」
「そうか。大丈夫なのか?」
「はい。それより一緒にいたいんで」
軽い天パの跳ねた髪の毛を少し掻きながら答える。
こいつは俺に恋愛感情を抱いているんだろう。応えても良いと思ってもいる。どうせ、別れたんだから。だとするならば、こいつを抱く時に祐樹と重ねるのをやめなければ。抱く時の様子が祐樹と似ていて、つい重ねていた。
「明日の昼も、どっか行きましょうっ!」
「ああ」
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