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散歩のち
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「……」
「……」
沈黙。
「ねえ、はる?」
「っはい」
「散歩してたんだよね」
「もちろんです」
「何でここ?」
「寄りたかったからです」
確かに公園で散歩をしていた。帰りに寄りたいところがあると言って車に戻った。駐車場に車が入って、外装が派手だったからデパートかと思った。ホテルみたいに沢山部屋があっておかしいことに気がついた。部屋のドアを開けた。大きいベッドが見えた。
それで?
「何で寄ったかったの?」
「だってヤりたいのに…」
馬鹿なのか。あ、馬鹿ですね。どうしよう。はるといると自分が変わってってる気がする。
「じゃあ…お風呂入ってきてよ」
「何故、じゃあ、に繋がる」
風呂のほうを見る。なんでガラス張り…丸見えかよ。
「えー…お金」
「へ?」
「払っちゃったもん。楽しも?」
おっさんかこいつ。
「ねえ、はるさ、わかるかなっ…!」
手をぐい、と引っ張られて捕まえられたあと、風呂に強制的に連れて行かれる。足と腕を使うが、離してくれない。
「楽しも?」
「っ…」
きた。怖いはる。
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