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サボり
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「なんか…疲れてる?」
「………」
多分顔がやつれてるんだろう。朝からあんな奴にあってあんな目にあったら流石に疲れる。精神的に。
「祐樹、俺サボる」
「え?」
「てきとうにブラブラしてっから…午後からは戻る」
「う、うん」
なんかあるとサボってるから、この辺祐樹は理解してて口をつっこまないから楽だ。
人が多い廊下に出れば、クラスメイトや知り合いに挨拶をされ、流しながら上へと階段を進む。
「誰も…いない、か」
鍵が壊れた…壊された屋上のドアを開ければ、嫌なほどに晴れた空が広がっていた。
影を探して、そこに横になる。
一時限目なんだっけな…あ、数学か…ノート写すのめんどいな…
チャイムが鳴って、騒がしかった学校が静かになる。
なんとなく、寝てしまった。
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