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玲視点
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「やだ」
そう言って裕樹の中に入れていた自身を出す。
「な、んで…」
涙をぼろぼろ流しながら見つめてくる。きっと理性なんか吹っ飛んでて、起きたら忘れてしまうんだろうと思うとムカついてくる。
「裕樹が悪いんだよ」
「え…」
何かやらかしたと思ったのか涙が止まらず、混乱している。こういう裕樹はすごいぞくぞくさせてくる。
「裕樹」
びくっと肩が揺れる。首から、胸へ。胸からへその下まで指でなぞる。裕樹からは息が漏れてきて俺の指をじっと見ている。
俺は見ていた指から裕樹の目を見る。
「おねだり、したら許してあげるよ」
「おねだり?」
指を太ももの付け根で動かす。
「また入れて欲しいならおねだりくらいできるよね?」
「あ、」
太ももを撫でるだけで喘いでいて、おねだりなんて出てきそうにない。
「言えないの?」
睨みつけるように裕樹を見れば、口をぱくぱくさせながら何か言おうとしている。
「早くして」
ぎゅっと太ももの付け根のところを押せば、ひっと声がして。次に口から出てきたのは言葉だった。
「いれて…玲のを、いれて、ください」
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