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電話 玲
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「迎えにいかなきゃなんねぇとか」
めんどい。
迎えの時間がなければ、俺はソファで寝れてたんだ。
「あ。」
すっかり忘れていたことがある。
確か……ああ、きれてるきれてる。
前に会った時に使い果たしたんだった。
祐樹がくる前に増やさないと怪しまれそうだが…あのバカにはわからないか。
あとででいっか。
あと30分…
「あー、なっげえよ」
ソファに身を投げる。
電話がなる。
こういうの俺嫌いだ。
「斎藤ですけど」
「あ!玲!俺!亮太でっす」
「…………あ?」
「あ、じゃなくてさー、これから会わないー?」
「やだ。めんどい」
「じゃあ、祐樹くんだけで良いからさっ」
ほんとこいつは面倒だ。
「前に言っただろうが」
「…まだ預けてんのかよ」
「今日で終わりだけどな」
「お、ならさー、うちに来てよー」
「なんでっ…」
「俺の彼氏も待ってっからさ!じゃあな」
しね。なんでいかなきゃなんねぇんだよ。
帰ってきたらいろいろやることあったのにさ。
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