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リビング 玲
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リビングで、俺の荷物の整理をする。
「いやー、小林さんとこに預けたんだってねー、あの子」
こいつは、高校の部活で知り合った、信乃(しの)。
「祐樹」
「そうそう、祐樹くん。小林さんの高いでしょー?よく払えたねー」
「5万ですんだ」
「高いからねそれ」
「他に来てたやつとやらせたから少し、安い」
「そーですか…て、いうかさ、この荷物、よく全部マンションに入れられたね」
「気合でな」
「まじかー……感心する」
そう言って、散らばったものを片付けていく。
「ところでさ、あの人とは、どうしてんの?」
「鈴木か?」
「うん」
前から祐樹に隠して会い続けている、元彼?の鈴木 正則。
いまはセフレだ。
「決まった日に会ってる」
「からだは?」
「まだやってる」
あんぐりと口を開ける信乃。
「いや、ダメでしょ。浮気?よく隠し通せてるね」
「まあ、浮気じゃねーよ」
あいつとは、からだだけだ。
「何?もしかしてだけどさ、祐樹くんタチ?」
「いや、ネコ」
「んで、鈴木のとこでは?」
「俺ネコ」
「バカじゃねーの?早く縁切れよ」
「あー、あいつ、もう彼女いるらしいから俺別れるよ」
「当たり前です」
「ああ」
「なんであんな可愛い子がいながらセフレ作るかねー?僕が食っちゃうよ?もっと大切にしないとさー。しかも、決まった日とか。ばれてるんじゃない?」
「食うなよ」
「はいよはいよ」
言われてみれば、きづいてるかもな…
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