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信乃の本性
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「じゃじゃーん、客室でーす」
「いやいやいや!客室使っちゃダメでしょ!」
「だーいじょーぶだーいじょーぶ」
鼻歌混じりの信乃さん。
なんか、怖い。
「さあて…と、さっきはどうしたのかなあ」
ベッドに降ろされて、上にのしかかってくる。
手を頭の上にまとめられる。
これは…身の危険…
「なにもないです!」
「そーかなあ…ああ、さっきのバイブ、どこ?」
「ぁ。」
わかってる。この人全部わかってる。
「………」
「ねえ」
「ひゃあ!」
また耳元で言われる。
「バイブ、どこなの?」
手がぎりっとつよく握られる。
「っ…」
我慢で答えない。
答えたら絶対、なんかやられる。
「祐樹くん、頭よさそーなのになあ…」
「え?」
どういう意味?
「わかんない?…言わなかったら、玲ちゃん犯したいんだけど」
いつもの目とは違う。
怖い。冷めた、刺すような目。
「ぁ…だめ…それは」
声が震える。
「なら、どこにあるの?」
「……まだ、はい、ってます」
生唾を飲み込む。
「どこにはいってる?」
かあ、と顔が赤くなる。
そこまで言わせるのか。
「あのさあ…」
イライラした口調。
「気ぃ、長くないんだよね。早く言ってくれない?そうじゃないと無理矢理犯すよ」
「ひっ!」
「ひ、じゃなくて」
眉間にしわ、怖い。玲より威圧がある。
「あ、おしり、はいって…る」
「そう、素直でいいの」
にこりとも笑わずに静かな声。
「で?」
「へ?」
「自分でとろうとしてたんだ」
「…はい」
「じゃあさ、ここであなにーして」
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