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告白
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「希理ー呼ばれてるー」
「ふぁっ?……ぐぁっ!ぐほっぐッ」
昼休み。
昼ごはんのスペシャルホイップクリームパンをかじってたら友達からいきなり声をかけられて、むせた。
くっクリームが!ホイップが…のどに!
疾風。そんな汚物を見るような目でみないで…
先輩っぽいけど知り合い?なんて友達に聞かれたけど、ドアの横に立っている先輩に見覚えはなくて。
「わかんない。あーでも委員会とか?なんか聞き漏らしたのかも。行ってくる。」
「希理。なんかあればすぐ連絡しろよ。」
「なんかって?」
「なんかはなんかだよ。」
ちょっとアバウトすぎやしません?
先輩を待たせるわけにもいかないので、急いで口についたクリームとホイップをとって向かう。
「すっすみません。」
「大丈夫だよ。ごめん、ここじゃ言いにくいから移動してもいいかな?」
俺に用があるらしい先輩は、黒髪のなんか優しそうな先輩だった。
やっぱり知り合いではないけど。
これが今流行りの優男ってやつか…
なんて感心しながら後ろをついていく。
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