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ほんとの気持ち
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「お前まだあの女と続いてたのかよ」
「欲求解消に利用してるだけ」
「最低だな…」
「いいんだよ。あいつだって、他の男と浮気してんだから」
「なんなんだよお前ら」
アツシは、ギャルが大好き
ギャルとばかり付き合ってきたらしい
「本気の恋すれば?」
「うるせーよ。童貞のユウシにだけは言われたくないね」
「なんだよそれ」
童貞で悪かったな
「なあ、ユウシ童貞捨ててみたくね?」
「は?」
「ギャルい女紹介してやってもいーぜ?」
「いらねーよ」
前を向いたアツシは、そのまま机に伏せて寝てしまった
影が重なる髪の毛を眺めていたら、
触れたくなってしまった
やばい、
おさえろ
俺がアツシを好きなはずない
俺は女が好きなんだ
だから
これは勘違いだ
触りたいなんて…
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