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和彦サイド
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太「柊さん、こっちです。」
「ああ。わざわざごめんね。」
太「いえ、おれこそ今忙しそうなときにすみません。」
「で、悠里は?」
早くどこにいるか知りたい…
会ってどこで何をしてたのか…聞かないと…
太「…悠里は…悠里はいま日本にいません。」
は?どういうことだ?
和彦「どうゆうこと…?」
太「バスケのためにアメリカに留学しています。」
嘘だろっ…
悠里がアメリカ…?
そんなこと一言も聞いてなかった…
「いつ帰ってくるんだ…?」
声が震えてしまう…
太「1年後です。おれはそれよりもあんな悲しそうな顔をさせたあなたを許せない。なぜ浮気なんてしたんですか?!」
太一君の顔は怒りの顔で満ちていた
「悠里からきいたんだね…あれはあの女がもう会わないと言ったら悠里を傷つけるといってきて…後一回やればもう会わない約束すると…おれは…それしかあいつを守る方法がわからなかったんだ…」
涙がとまらない…あのときおれが嫌でも断っていれば…
悠里はいかなかったかもしれない…いやあいつに悲しい顔させなくてすんだのに…!
ごめん…ごめん…悠里…
太「そーゆことだったんすか…。だったら帰ってきたときちゃんと事情を悠里にはなしてやってください。あなたたちはまだやり直せる。悠里はまだ柊さんのことが好きなはずだ」
「君は…悠里の事好きじゃなかったのか…?」
太「ぇぇ…大好きでした…っ…でもおれにはあいつを……幸せには出来ないんだ…!」
「太一君…」
太「帰ってきたら…すぐに謝って下さいね…!お願いします…!!では…」
泣きながらそういって走っていった
…おれは悠里がかえってきたらすぐに話して謝って気持ちを改めてつたえよう
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