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太一サイド
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嘘だろ…
悠里…!!
覗いてももうどこにも悠里の姿が見えない…
太「ちょっばかなこと考えないでくださいよ!!あんたまで死ぬ気か…!!」
和彦さんが悠里を追いかけるように崖から落ちようとしている…!!
和彦「はなせっ!!!悠里がっ…悠里がっ!!」
だめだ…!和彦さん正気じゃなくなってる…!!
太「和彦さんっ…!!無理です…!!ここから落ちて助かるなんて……
無理です…」
なんで…だよ…悠里っ…
生きてさえいればいいことだって楽しいことだって見つけられるのに…
馬鹿だっ…大馬鹿だよ…
太「っ…くそっ…くそっ…くそっ…くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…!!」
和彦さんは泣き叫び続ける余り気を失ってしまった…
信じられない
明日起きたらまた昨日みたいにおはようって笑顔で言ってくれるよな…バスケだっておれを簡単に抜いてドヤ顔して…つまらない話で盛り上がって…悠里のそばに一番いたのに悠里の心の闇をきずいてあげられなかった…俺のせいで死んだんだ…
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