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記憶の欠片5
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小林「大丈夫か!?顔色悪いぞ!??」
「大丈夫です…ちょっと頭痛がしただけでもう治りましたし」
おれがそういうと安堵のため息をついて
小林「そうか!汗」
でも相変わらずだなぁ先生〜
優しいところとか特に^^
その後高校の時の思い出で盛り上がりしばらくいろんな話をした
小林「おれ仕事あるからもういくな!元気でな!!」
「はい!また来てください。」
マスター「いい先生だね〜」
「そうなんですよ!あの人にはたくさんお世話になって」
厳しかったけど言ってることは正しく生徒から信頼される先生だった
大抵の教師嫌いだったけど
そんな先生だから俺も好きだったんだよなぁ
ふと時計を見れば3時ぴったり
あっ!おれも時間だ!!
今日はケータイを買いに行く予定だったから3時までのシフトにしてもらっていた。
「先に失礼します。お疲れ様ですー」
マスター「お疲れ〜」
外に出れば雲ひとつにいくらい快晴
ああーいい天気だなぁ♪
どっかで寝転がってひなたぼっこしたい気分( ̄▽ ̄)
なんだかケータイ買いに行くの面倒さくなってきたなぁ(・・;)
ケータイを変えるは今のが蓮二に知られてるから新しく買いなと和彦に勧められたからだし。
まぁ暇だし行くか〜
歩いて結構すぐの所にケータイショップがあった!!
こんなところにあったなんて(゚o゚
しかもなんだなんだ!!種類多すぎだろ!!
いい奴とか全然わからない、、、
どれにしよう??
うーーーーーん(ー ー;)
・ ・ ・
まぁ前回のケータイ気に入ってたし前と同じやつでいいや〜
数分悩んだ結果今の色違いのケータイを手に取りそれを買うことに(⌒-⌒; )
さーてと
あとは帰って夕飯作るかぁ
ピコンッピコンッピコンッピコンッピコンッ
ピコンッピコンッピコンッピコンッピコンッ
最悪〜(-。-;
俺の目の前で赤に変わりやがった!!
運がないなぁ
この時間帯人多いや汗
後ろ見てもたくさんの人が信号待ちしてる
てかここらへんの信号長い(−_−;)
フワァ〜と風が気持ちよく吹く
なんとなくぼんやりと赤信号の光る部分を見つめる
??「やっと見つけたぁ♪」
『ゾクッッ!!!!!』
一瞬にして背筋が凍る
だれか…俺の真後ろにいる…??
この声は…もしかして…
「…れ…れんじ…なのか…?」
蓮二「あったり〜♪♪」
体が動けない…
蓮二「2人ではなそーよ?こっちきて」
手を引っ張られ抵抗することもできなかった
捕まれた手首があまりにも強く握られていたため痛みがはしる
どこまで行くんだ…?
連れてかれたのは人ごみの少ない裏道…
蓮二「ここなら誰もこないかな」
「な…なんで…ここにいる…の?」
蓮二「ふふっ震えちゃって可愛いなぁ」
「質問に答えろよ!!」
蓮二は怪しい笑いを浮かべ
蓮二「悠里に会うために決まってんじゃん!ケータイ連絡してもつながらないからさぁ〜寂しかったんだよー?」
蓮二「それに俺がいない間に窓まで壊しちゃってさ〜」
やっぱり正気じゃない…
蓮二「まぁ悠里はねおれのもとに自分から戻ってくるよ?」
なんだよ急に…
でもそんなことは絶対にない!
あんな思い2度と…!!!
「おれは…蓮二のもとには戻らない!!
絶対に…」
蓮二「…チッ悠里はあの男に洗脳されてるんだ…でなきゃそんな事言わない。」
蓮二「でもね、これ見てもそんなこといえるかな?」
「なっ…!!燐!!!!」
蓮二がポケットだした写真には縄で拘束され殴られた燐の姿が…!
なぜ燐が!!?
「燐になにをした!?今すぐ解放しろ!!」
蓮二「○○会社おれの会社の最上階。そこにこの子いるから。助けたいならあの男と2人できてよ?警察に連絡したらこの子の命ないからね」
「そんな…なんで和彦まで…?関係ないだろ!俺一人でいいじゃねぇか!!」
蓮二「関係?あるに決まってる…俺の悠里を奪ったやつだからな。あ、明日までに助けにこなかったりあいつ連れてこなかったりしたら…そのときは殺すからねこの子」
狂ってる…
平気で殺すだなんて…
カッとなった俺は蓮二の胸ぐらを掴んで
「ふざけんなよ!!絶対そんなことはさせない!!!」
しかし掴んだはずの手を剥がされ蓮二が人ごみに戻ろうとする
蓮二「んじゃぁ♪またね〜ん」
「まてよ!!!!」
蓮二「んーその顔いいねぇ♪」
進んでいた足どりをとめこっちに振り返った
まだなにかあるのか…?
蓮二「ねぇ悠里?はやく君を助けてあげるからね。待ってて」
呟くような声で確かにそういった
ものすごいスピードこっちに走ってくる!!
急に向かってこられ体が動かない
「なにい…!!うぐっ……ぅぁ……やめぇろっ…!」
嫌だ…!!気持ち悪い!!!!
押しても力が強く無理やりのキスは続く
息ができず目に涙がにじむ
5分くらいたちやっと離れてくれた…
一気に空気が入り肩で呼吸をした。力もまったく入らない…
それでもキッと蓮二を睨みつけてみせた
蓮二「その顔やばいよ?襲いたくなっちゃう。まぁ俺のところに戻ったらたくさん愛してあげるから。んじゃまたね〜」
俺はその場に崩れ落ちる
人ごみに戻っていくあいつを目だけ追っていた
どうしよう…
早く助けに行かないと燐が!!!!
「いてっ…」
痛んだ手首をみるとあいつの手形がくっきりと残ってる
俺のせいで
燐まで巻き込まれてしまった
和彦を連れて行ったら絶対蓮二は和彦になにかするはずだ…
最悪の場合……
…やっぱりダメだ!和彦は連れていけない…
俺一人でいってなんとか燐を助けてもらうしかない…!
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