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記憶
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俺の嫌な予感は的中した…
蓮二は左手で俺の首を捕まえていて空いていた右手に拳銃をもち和彦に向けた
「なにしてるんだよ…っ!やめろ!!」
蓮二「だーめ。それにさ〜あいつお前を騙してるんだよ?」
騙してる…?
今の俺には何のことかさっぱりわからない…和彦が俺を…?
「…どーゆ意味だ…?」
蓮二「こいつはねー…」
和彦「やめろっ!!!ゆうな!!これ以上嫌な記憶を思い出させるな!!!!」
蓮二「お前を自殺に追いやった元凶なんだよ?」
「……………………は?」
言葉がうまく頭に入ってこない…
蓮二「悠里のこと調べてみたんだぁ。そいつは悠里がいながらいろんな女と遊びまくっていたんだよ。それに傷ついた悠里はそいつから逃げるように留学したんじゃない?だけど…そこでも」
「…っ…そこ…でも…?」
聞いてはいけないと思っていても真実を知りたかったおれは問いただした
蓮二「…あっちで急成長した悠里はそこでもエースになった。そのため恨んでいたやつもいたんだろうね。日本に帰る直前…悠里はある二人の男にレイプされたんだ。それが原因で目が見えなくなった…そして日本帰国後悠里は自殺を図った。これが君の記憶の全てだ。」
和彦「…?!レイプ……??!そんなことがあったなんて…」
全て思い出した…
今まで見えなかった記憶の一部もはっきりと蘇る
「…そぅだ…っ…浮気で喧嘩して…もうしないと約束したのに…裏切られて…部屋に別れるとかいた手紙を置いて出て行きそのまま留学した…。それで向こうでも…裏切られて……
こんな世界見えなくなればいいのにっ…!!て 願ってしまった…。そしたらその通り見えなくなってしまって……愛する人もバスケも失った俺は崖から落ちたんだ……!」
懸命に立っていた足の力は抜けペタンっと座ってしまった
和彦「…っ!聞いてくれ!!悠里!!俺はお前を守りたかっただけなんだ…でもあんな方法とったことは本当に後悔している…すまなかった…」
「…グスッ…どうゆう…こと…?」
和彦「…あの女はあと一回すればもう関わらないと。それを断れば悠里に危険な目に合わせると言われたんだ…。だからおれは…っ…」
そうだったんだ……
なにも知らずにただ裏切られただけだと思い込んで…
蓮二「…ッチ…悠里こいつの事許す気か!?どんなことがあれこいつがお前を自殺に追い込んだんだぞ?!」
「自殺は俺の心の弱さが原因だから誰のせいでもない…それに…俺も思い込んで勝手に話も聞かなかったんだ。」
和彦「悠里…全て思い出しておれを嫌いになった…?」
そんなの……
「なるわけないだろ!」
笑顔で答えると和彦も安心したように微笑んでくれた
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