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お仕置き
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じゃらり、という音に目が覚めた。
薄暗い室内。首元に感じる冷たい感触。
そして、嗅ぎ慣れた嫌な臭い。
「起きたかい?」
突然聞こえてきた声に体が跳ねた。
もう聞き慣れたその声。出来ることなら、2度と聞きたくなかった。
恐る恐る顔を上げると、目の前にあの人――お父さんがいた。そして、お父さんに抱かれているもう一人の男の人。
時折甘い声を漏らすその人が、僕へと視線を向けてくる。
ゾッとした。
こんな異様な空間で、狂った人に抱かれて――
どうしてそんな、幸せに満ちたような、恍惚とした顔が出来るのだろう。
「まーくんが起きた。今度はまーくんで遊ぼう」
「あ……ぇ……やだ…」
お父さんが男の人の中から自分のものを抜くと、彼は切なそうな表情を浮かべた。
やめないで、とお父さんの服を掴む。
お父さんの顔が厭らしい笑みへと変わる。
嫌な予感がした。
「それじゃあ、今日はみーくんとセックスしようね。まーくんは勝手に家出したから、お仕置きでイき地獄の刑だ」
楽しそうに、まるで冗談を言うようにそう言うお父さん。
そして、手に色々道具を持ち僕へと歩み寄ってきた。
「何回イくのかなぁ。楽しみだね?」
天井からぶら下がる手錠に手を繋がれる。足に力が入らないため、手首に自分の全体重がかかる。
そして乳首と性器にローターをつけられ、後ろにはよくわからない玩具をねじ込まれる。その激痛に、せっかく治りかけていた傷がまた開いたのだとわかった。
「ふふふ、お父さん達のセックスが終わるまで何回イったか自分で数えておくんだよ?」
「や、やだ……おねが…やめて……っ」
こんなもの一気に動かされたら、きっと壊れてしまう。
恐怖に歯がカチカチと音を鳴らす。
やめてと、お願いしますと懇願する僕をお父さんは楽しそうに見つめる。
「だーめ。これはお仕置きなんだからね?」
そうして無慈悲にも、お父さんは全てのスイッチを入れた。
一気に襲ってきた感覚に口から悲鳴が漏れる。
「あはっ、まーくん、その声、顔、良いよ」
「ふぁああぁ……やだ、やだやだやだやだやだぁ……! 取って、お願い…っ!」
感じたくないのに、イきたくないのに。
弱い所を責め続けるローターに、散々教えられたイイところを抉る玩具に、僕の頭は真っ白になる。
あっという間に、1度目の射精をしてしまう。
それでも、休む間も息をつく間もなく次の快感が身体を襲う。
お兄さんの触り方は、優しくて、本当に気持ち良かったのに――
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