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「明日は休みだし、泊まってけば?」
きっと拒絶されるんだろうな、と分かっていながら、何度目かのあの時と同じ台詞を放つ。
言いながら、あれから一週間が経った事に気が付いた。
そうか、今日は金曜日だ。
「まるで、あの日の繰り返しみたいだ」
委員長が呟く。
あっ、と声をあげそうになった。
何となく、笑っている様に見えたから。
驚いて固まっていると、委員長の瞳が助けて欲しそうにこちらを見た、気がした。
次の瞬間、委員長の言葉によって俺は完全に動けなくなる。
「連れて行ってくれ」
………これ、本当に現実か?
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