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罰(雪夜side)
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『駄々こねた罰だ。声出すなよ?』
ユルユルと扱かれ、慌てて両手で口元を覆った。
『……ふ…っ』
『もう、ぐちゃぐちゃだな。……奥まで垂れてんじゃねーの?』
嬲るような坊の言葉に応えるかのように、奥がヒクリと震えた。
『……んだよ、その目は。……乱暴にしたくなんだろ……?」
欲情した瞳で見つめられ、熱いため息の中、喉元に噛みつかれた瞬間、
「……ふぅ…っ、ぁ……ん…っ」
ビュクビュクと勢いよく放ってしまった。
「ぁ……」
身体の快感よりも、心のそれが深くて、いつまでも長く尾を引く余韻に、甘い震えが止まらなかった。
坊が見せつけるように、白濁で濡れた己の指先に舌をはわせた。
『……苦ぇ』
眉を寄せられ、ハッとした。
『……っ、当たり前でしょう……!?』
『おまえがいっつも美味そうに飲んでっから、どんなもんかと思うじゃねーか。……クソまっじぃな』
美味そうにって……否定はしないけど……。
不味いと悪態をつきながらも、こちらの抵抗を物ともせず、すべての白濁を舐め取ってしまった。
『信じられない……』
あれだけ嫌だと言ったのに、止めてもらえなかった。
恥ずかしさと嬉しさとショックが渾然一体となって押し寄せてきて、放心状態になっていると、
『精子ってよ、言ってみりゃすげぇ数の命の源だろ』
不意に坊がそんなことを言い出した。
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