アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
強引なキスは怪我します 練汰君が攻めます
-
「っ…れ、んたっやめろって!」
誰もいない階段となりのところで
「いーじゃん…軽く触れるだけでいい だめ?」
キスを迫られる
「いつも課題見せてくれるお礼だと思えよ。ほんと触れるだけ!」
「はぁ?んなのいーよ。てかここ、人くるとこだぞ!?」
練汰の顔が近づいてくる
避けるように顔をそらし、腕で相手の胸を押さえ、それ以上近づいたらだめだと困った顔をする
「んだよ。お前はしたいときにするくせに。我慢できないくせに」
普段はおおらかな将吾も、流石にだまってられない
「…誰かに見られてどうなってもしらねーからな。」
将吾は、そういうと抵抗するのを辞めて諦めたように目を伏せた
不服そうだけど。
練汰の嬉しそうににやけたかおが可愛いけど。
身長差があるため将吾が屈まないとキスはできない。
そしたらネクタイを力ずくで引っ張るからびっくりする。
勢い余って
「いっつ!!」
将吾の唇に練汰の歯がぶつかり切れて血が滲んだ
「んんっ!」
「ご、ごめん!!!」
パッとつかんでいたネクタイを離す
「いってぇ…」
痛む口の端を親指で押さえ、顔をしかめる
「ほんとマジでごめんっ将吾…」
おいおいそんな風に心配そうなかおしやがって
謝られたこっちが責められてる気分になんだろ
「気にすんな。舐めとけば、なおるし。」
ペロッと自分で血を舐めるとピリッと痛みがはしる
「じゃ俺が…」
そういうと練汰はこんどはつま先立ちに制服をつかんでゆっくり近づき、口元をペロっと舐めてきた
「っな、んなことするなよ。きにしてねぇよ」
ポッと赤くなる顔を横に向け、手で口元を覆い、表情を隠す
「でもよ!」
「いいってば」
将吾は顔を見せられず教室に向かってしまった
練汰は、しゅんとしてごめんと教室にむかう背中に呟いた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 74