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現実
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……嘘だろうっ?!
驚いて目が飛び出たかと思った。
…本当にこの部屋であってる?間違いとかじゃないの?ねぇ。……せんせぇ?
一旦背けた視線を、もう一度、名簿に移す。
そこにはやっぱり
近藤 裕貴
高木 祐樹
と、名前が並んで書かれていた。
はぁ…僕……どうしよう?
だって好きで告白して降られて。昔の話だとしてもやっぱり気になるじゃないか。
それにあっちが僕のこと軽蔑とかしてたらどうしよ。一緒な部屋で生活できる自信がない。それ以前に生きてく自信ないよ。僕。
はぁ…
もう一度ため息をついた僕は、思い切って自分と高木の部屋に繋がるドアを開けた。
………はず、だった。
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