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さあ!さあさあさあさあ!
この興奮を誰かに言わなくては!!
高木と僕がなんと付き合うことになったということを!!
…前ページから段々僕のキャラが崩壊してる気が……まぁ、気にしない気にしない!
…誰に言おうか。僕と高木の関係を知ってる…友達………
あ!雅人!雅人に言おう。そうだそれがいい。あの…ちっちゃい…遥香くんにも…
部屋割りをみて、雅人の部屋を確認!
あ、雅人と遥香くん部屋一緒なんだ。
よし!言いに行くか!
ドアを開けて、部屋の外に出る。
…もうちょっとで消灯時間だからあんまり外に人はいなかった。
雅人と遥香くんの部屋は…と。あった!
鍵があいてるみたいだったから、ガチャリ。
ドアノブを回してドアを開けると
「……ちょっ…まさ…とぉ…ん…ふぁ……」
え?!ウソぉ。マジか!!?
あららら。僕ってばいっつもタイミング悪いよなぁ。
遥香くんがベッドの上で雅人に押し倒されて首筋にキスされてる。あまりに驚いた僕は、そのまま石のように固まり、雅人が気づくまで声をかけることができなかった。
「裕貴!?………うわっ!悪りぃ!!」
そう言って慌てて遥香くんの上から退く雅人。
遥香は暫くぼーっとしていたけれど、ようやく僕のことを認識したらしく顔を真っ赤に染めて布団の中に潜ってしまった。
少し気まずそうな雅人にゴメンと謝ると
「いや…こっちもごめん。どしたん?」
って言われた。
はっ!そうだった。僕、高木と付き合うことになったのを言いに来たんだった!
「僕、高木と付き合うことになった!!」
そう言うと、雅人は目を見開いて暫くフリーズしてしまった。がばっ!と遥香が布団から飛び出てきて
「え?うっそまじで?!お兄さん!ちょっと何があったのよ!俺に話してごらんなさい!!」
遥香に肩を掴まれ揺さぶられ、オカマ言葉でこう返された。
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