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葵のやりたいこと6
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(熊谷先生語り)
この状況は…………、よく飲み込めないのだが、もしかして、誘われてる?
先週、あんなにカッコよく止めておこうなって言ったのに、恥ずかしいな、俺。
素直に葵が欲しいって言えばよかった。
こんなに可愛く誘われたら、あげるしかないでしょ。
もともと、俺は葵のものだから、
何も迷うことはないんだよな。
「いいよ。続きしよう。」
葵が顔を上げた。
「いいの?」
「葵がしたくなったらするって言ったじゃん。 こっちおいで。」
向かい合わせになって座った。
葵の目は潤んでいた。
その目で見上げられると……ヤバイ。
目で煽られるって、どんだけだ。
思わず唇に吸いついた。
葵からはほんのり甘い香りがする。
何も考えられなくなってしまう、誘惑の香り。
そのままベッドでしてもよかったんだけど、ある考えが浮かんだ。
「あのさ、一緒にお風呂入らない?」
「へっ?そういうプレイ?」
「違う。俺の夢。葵とお風呂でいちゃいちゃするの。」
葵はうーんと考えてから
「いいよ、入ろう。」
と言った。
夢が叶っちゃったら、後はどうしようかな。
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