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葵のやりたいこと14
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(葵語り)
腰が抜けてしばらく立てなかったので、先生に体と頭を洗ってもらって…………後処理もしてもらった。
後処理は、俺がお願いした。
にやにやしながらやってくれた……変態。
今度は絶対にゴムを付けてもらう。
お風呂に居すぎて手がしわしわになったし、何より先生がねちっこくて疲れた。
エロローション風呂をまたやる気でいたけど、俺はもう入りたくない。
怠くて裸同然の格好のままベッドで横になってたらいつの間にか寝ていた。
「起きろっ。起きて〜あおい〜。」
先生に起こされた。
「お前、家に帰らなくていいの?もう11時だぞ。送ってくから。」
あぁ、もうそんな時間……。
いいや、何か忘れてる気が。
「鍋食べてない。鍋、鍋食べる。」
「食べるなら、1度家に電話しなさい。帰る時間を伝えてから、一緒に食べよう。」
こういうところが先生っぽい。
俺とセックスしてる時点で失格なのにさ。
携帯を見ると姉ちゃんから鬼着信があった。
軽くひいたけど、折り返しかける。
「葵、やっと繋がった〜。今どこ?まだ友達の家なの? あのね、おばあちゃんが倒れてね、あー、大したことじゃないから大丈夫よ。
お父さんもお母さんも私もおばあちゃんちに居るから、今夜は帰れそうにないの。だから、それを伝えたくて。」
最後に姉ちゃんは
「その『お友達のお家』に泊めてもらってもいいのよ。」
と、少し嫌味っぽく言った。
あ、家に帰らなくてもいいのか。
どうしようかな。
「今日、家に帰っても誰もいないって。みんなばあちゃんちに居るからって。」
「そうか。」
「ご飯食べたら帰る。後で送ってほしい。」
「泊まっていってもいいけど。 家に帰らないといけない?」
「んー。姉ちゃんは泊まってもいいって言ったから、問題ないけど。」
先生が、こっちを見てにっこり笑った。
「じゃあ、泊まってけば。」
うーん。疲れてるし、家でゆっくり寝たい。
だけど先生と帰る、帰らないで揉めるのは面倒だった。
「…………じゃあ、泊まってく。」
「了解。ご飯食べよっか。」
味のしみているであろう鍋をやっと食べれる。
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