アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
真理と彗9※
-
(真理語り)
洗いスペースは一人一人区切られていて、隠れるようになっている。
隣からはあまり見えない。
元々薄暗いから、人影が見える程度だ。
僕は彗さんのスペースに引きずり込まれて、キスの続きをした。
彗さんはキスが上手い。
舌遣いが滑らかで絡めると頭が痺れてくる。
僕は色んな人とキスしたけど、彗さんのは格別。あ、葵君のも良かったな。
長いキスが終わると、彗さんにくたんともたれかかった。
身体が熱い。お湯のせいなのか、慧さんのせいなのか分からない。
「彗さん、抜きっこしよう。」
セックスはさっき断られたから、せめてこれだけでもやりたいな。
僕の手はすでに慧さんものを弄り始めていた。
指ではじいて、なでて遊ぶ。慧さんの、かわいい。本当は僕の中に欲しい。
「えっ?ここで?。うーん。」
「誰もいないから。今のうち。ね、いいでしょ?」
浴場は僕たちだけだった。
慧さんは渋々いいよ、って言ってくれた。
本当はやりたかったくせに…...照れ屋さん。
隣り合わせにくっついて座って、お互いのを扱く。
彗さんが片方の腕で僕の腰を引き寄せた。
「かわいい。真理は俺のものだよ。」
囁くように言われた。彗さんの低い声を耳元で聞くと余計興奮する。
だんだんと気持ちいい感覚が登りつめていくのが分かる。
「……はぁ……ぁぁ……けいさん…」
僕は慧さんの胸にもたれて快感に身を任せた。
くちゅくちゅと互いの音が聞こえる。
息遣いも荒くなって、手の律動も早くなる。
慧さんの息遣いが耳元でいやらしく聞こえた。
「ゃ……イっちゃう…」
僕が先にイって、次にすぐ彗さんがイった。
白濁した液がピュっと飛んだ。
好きな人にしてもらうのって、気持ちいい。
僕は慧さんの腕の中にぎゅっとくっついた。
ずっとこうしていたいな。
だけど、他のお客さんが入ってきた。
僕たちは、弾かれたように離れた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
196 / 456