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信じるという言葉
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俺が族長をやっているのは、
学園内の数人しか知らない。
集合して話をしたり、
取り締まったりするだけ。
副族長を航平がやっている。
その航平には好きな人ができたらしい
それはこの学園に入学した当時のこと
航平『どんなクラスだろうー‥…』
雅『浮かない顔してどうしたの?』
航平『…実はさ、好きなやつできてさ』
ズキンっ
分かっている。
いつかその時は必ず来るのだと。
もちろん、ふわふわの可愛い女子相手だとしても少し傷つくが、女の子だ。
だけど、航平は
安西 美姫斗(あんざい みきと)が好きらしい。
そいつは可愛い系男子。
表と裏があり、切り替えがうまいので
バレることはないだろう。
表は可愛い系ひ弱な男子。
裏は下衆クズ極悪男子。
航平は表の部分しか知らない。
気をつけろ、安西はやめておけ。
と言いたいが、いったらどうなるのだろう。
今、俺以外知らないことがある。
安西は全総力でレインを潰そうとしている。
何か恨まれるようなことをしただろうか?
誰も知らないところで俺は、
週一で300人位の安西側の不良を相手している。
脱いだら傷だらけ、それも俺しか知らない。
俺はロクな人生歩いていない。
君のことだけは信じたかった。
小さい頃ー
航平『みやぁー、俺ね?
どんな時もみやのこと信じるよ!!』
雅『…航平くんは、
僕の事裏切らないの?』
航平『うん!!絶対裏切らない!
「信じるよ」』
その言葉で俺は支えられて生きてきたのだ。
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航平『みやー、またぼーっとしてるの
ついたよ?』
はっ、と現実に引き戻される
雅『あ、もう?』
航平『大丈夫?熱ない?』
雅『げーんき』
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