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凛堂組
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雅『…だれ?』
陽月『…俺の、爺さん』
雅『お爺さん??』
陽月『あ、言ってなかったっけ?
俺の爺さんは【凛堂組 組長】の
凛堂 幸徳(りんどう こうとく)。
顔を見たらぴんとくるかもしれない』
凛堂組。
それは、なかなか上位のヤクザ一家。
陽月は刺青だけ入れて、次期組長は
お兄さんに任せると教えてくれた。
とても美しい刺青なのは俺も知っている。
雅『会ってみる…。
いつ?』
陽月『3日後。お前のその抜け殻のような感じを直してからな。』
抜け殻って…。
雅『わかった。これスマホの番号。
お前のも、よこせ。』
偉そうだが、しっかり番号を書いて渡す。
陽月『3日後連絡する。
話し相手欲しかったらいつでも連絡しろ。』
じゃあな、と背中を向けて歩き出す彼
瞬く間に一人になった俺。
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