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無意識
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幸徳さんは俺を見ながら顎を擦る。
陽月『爺ちゃんなした?』
幸徳『ん、いやぁな…。
実は心配でちょこちょこ雅くんの様子見したりしてたが…』
雅『いや、何サラッと怖いことを』
幸徳『お前、気づいているか?』
雅『えっ?何をですか?』
幸徳『クラスメイトや族のやつと一緒にいるとき無表情だったのだがな。
陽月といる時だけよく笑いよるな』
ほれ、と写真を見せられる。
一枚は囲まれてるのに無表情。
もう一枚は、
気持ち悪いくらい微笑んでる。
雅『気づかなかった…。
(俺は心から笑っても、微笑んでもいいのかな)』
ねぇ、美夜斗…お前は俺にどうしてほしいんだ。
親は悲しめって、償えって、挙句の果てにはお前も死ねっていいそうw
ふっ…。
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