アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
出会い4
-
SIDE黒子
「何故あなたがここに…!」
はっきりいって僕の嫌悪の対象でしかない花宮。当人はというとニヤニヤしている。
「ちょっとちょっと?俺ら忘れてない?」
後ろから顔を出したのは確か、霧崎のレギュラーである四人だった。
「…なにか、御用ですか?」
人と話すのは久しぶりだった。
だがしかし、嫌悪の対象でしかない花宮と喋るのも嫌だ。
「黒子、良い子ちゃんのお前こんな時間にここに居て良いのかよ。まだクラブの時間なんじゃね?」ニヤニヤしながら尋ねてくる。
少し動揺する。今その話題を振られたら僕が壊れてしまいそうになる。
次に花宮さんがはいた言葉は僕の胸を貫いた。
「それともあれか?ついにキセキの奴らに
捨てられたか」
その時になって初めて涙が止めどなく溢れた。呼吸が上手くできなくなった。
「うああああああああああああああああああああああああああああああああ、」
嗚呼
息が出来ない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 84