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バーで
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カランカラン
扉を開けると昔ながらの音がする
「やぁ、太宰」
「やっぱり来ると思ってたよ」
「やぁ、織田作、安吾くん
久しぶりだね!」
「今日も廊下ですれ違ったが…」
「織田作!このバーでって意味だよ!」
「太宰のテンションがいつもより高いな」
「わかるかい安吾くん!
実は君たちに恋愛相談をしようと思ってね!」
「なぁ織田作は今何やっているんだい?」
「今は情報処理だよ、安吾は?」
「僕は…」
「ちょっとちょっと!2人ともきいてよ!」
「「もう太宰の女の話は聞き飽きたよ」」
「……男、って言ったら?」
「どうしたのだい太宰?」
「俺らでいいなら相談に乗るぞ?」
「食いつきよう…笑
ねぇ、男を落とすにはどうしたらいいのかな?」
「いつも通りの太宰ではダメなのか?」
「織田作〜僕はいいところを見せたいんだよ〜
なのに気づいたら言い争いしちゃうし〜
誰かと話してるの見ただけでちょっとイラってしちゃうし
もうどうしよ〜」
「また酔ってるのか…」
安吾くんが溜息をつく
「変に作るより太宰のありのままを好きになってもらえないのか?
まぁ、俺にはよくわからんけどな」
「うぃー…
店長もう一杯〜」
あれ、何杯目だったかなぁ〜
「おい、太宰、もうやめとけって…」
「店長、水あげてください」
2人とも心配性だなぁ〜
ごくっごくっ
水だ…
「よーし!!2人とも僕はこれで失礼するよーー!!」
「うるさい…」
「帰り道気をつけてくださいね」
泥酔して川に溺れて死ぬ!
とか思ったけどとりあえず帰ろう…
てゆーか送ってくれてもいいのにね!!!笑
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