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丁度気まずい空気の中、俺らが頼んだものがきたから、静かなまま俺らは食いだした。
気まずい空気にしたのは俺だ。
多分そうとう変な顔をしてたんだろうな。
普段空気読まない中山が黙っちゃうんだから。
「中山…」
だからこの気まずさを最初に破ったのは俺だ。
「俺らさ…多分冷めてきちゃってるんだと思う。マンネリっての?」
「なるほどね。一緒に住んでるんだっけ?」
「うん…」
また中山はすごい大きい一口のオムライスを頬張ってリスみたいにモグモグしてる。
どんだけ腹空かせてんだよ。
俺ももう一口ハンバーグを口にした。
やっぱり美味しい。この味は他の味のために犠牲にはできないな。
やっと飲み込めたのか、そばにある水をぐっと飲み干してまた真剣な顔を俺に向けた
「お前らセックスしてんの?」
「……ゲホッ」
「おい!大丈夫かよ」
何を言い出すかと思ったらそんな事で思わずむせた。
「こういうところでそういう事は言うな!」
誰が聞いてるかわかんねえし。
よく平気だなこいつは。
「あ、それもそうだな。んじゃお前らシてんの?」
本当恥ずかしい奴だな。
友人に人のセックスライフ聞くか!?
「ん…最近は…してない……」
「最近ってどんくらい?」
どれくらいだろう…?
そういえばシたのは逆にいつだっけ?
もう何ヶ月もしてない。
だって一緒に寝るのもやめたんだから…
「もう何ヶ月もしてないよ」
「じゃあ誘ってみれば?男ってもんはそういう生き物だし。ヤってみたらまたなんか変わるんじゃね?」
そういうもんなのかな?
まあ、確かに欲求を満たすのは大事だ。
「ん…まあ、試してみる」
「おう!」
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