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これは浮気になるのだろうか。
でも俺は好きじゃないし、堀川も俺を好きじゃない。
ただ、なんとなくセックスしてるだけだ。
浮気じゃない。
自分にそう言い聞かせて、堀川の服を脱がせていく。
キスは、しない。
したくないし、されたくもない。
ただ、全裸になった堀川を上から見下ろし、これ以上にないくらい綺麗な姿に息を呑む。
こんなに綺麗な奴を傷付けた『あいつ』が許せない。
すーっと指で肌をなぞると
「…はぁ……っ」
そう色っぽい吐息が聞こえて、ゾクゾクした。
綺麗な堀川を、俺は今から抱くんだ。
普段は冷たそうな雰囲気をしているのに、今、俺の下で控えめに喘いでる姿を見て、俺の胸が喜びに満ちてる。
ヤってる最中、俺はやっぱり女を抱いた方がいいと思った。
丸みもない、どこもかしこも硬い男の体に比べたら女の体のほうが断然いい。
でも、堀川を抱くと、体より心が満たされる感覚を覚えた。
綺麗な奴を汚していく、
俺の体を感じている、
でも俺の事は絶対に見ない。
おかしいかもしれないが、それは俺にとって最高の快感だ。
俺は、堀川が『あいつ』…
入江智也を忘れようとしてる姿が好きなんだ。
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