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年も明けて、めでたい気分になっていた朝、家族全員で初詣に行く事にした。
姉さんの旦那さんの運転で、ちょっと遠いけど、大きい神社へ行き、初詣の儀式を始めた。
儀式って言っても、祈って、おみくじ引いて、お守り買ってとかそういうのだけど。
姉さん達は、かわいいお守りを選ぶのに必死で、妹は何処かへ消えていってしまった。
誰かと待ち合わせてるっぽい。
母さんと父さんは、まあ、あの二人はいつでも新婚気分だから当然のように若いカップルみたいにおみくじやらでイチャイチャ楽しんでいる…
はぁ…元気すぎる親を持つのも疲れるもんだな。
今までは智也と一緒に来てたから、こうやって一人になると何処に行けばいいのかわからない。
また智也かよ。
適当に俺もお守りとか見てようかと思ってたら、ドンっと誰かにぶつかってしまった。
「あ、すみません」
「あ、こちらこそ……」
そして顔を上げたら……
「えっ」
俺が、よく知ってる顔がそこにあった。
「橘先輩」
そこには俺が…中学生ん時に付き合ってた、先輩がいた。
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