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俺が中山と会わなくなったのには理由がある。
まず、一番の理由は、俺らの関係がアリアンちゃんにバレてしまった。
ヤってる最中に見つかったから、言い訳もなにも言えない。
そりゃ俺らは好き合ってセックスしてた訳じゃないのだが、そんなの言っても信じてくれないだろう。
中山は本気にアリアンちゃんが好きだから、俺もこんなの可笑しいし、別にセックスなんて、俺には必要ないと思い、会うのを辞めた。
でも、それは表向きな理由で、
俺の本当の理由は…
最後に…実家から帰って来たとき…
その時のセックスが酷かったからだった。
別にこだわりは無いが、そこには俺が知ってる中山がいなくて、乱暴で、冷めていて、俺をゴミみたいな目で見ながら…あいつは最中に不気味な笑みを浮かべていた。
その瞬間血の気がサッと引いて行って、
『危ない』
そう感じた。
でも、事が終われば、いつものニヤニヤした中山に戻って、気のせいかと思ったんだけど、
帰る前に、俺が
「もう、こんな関係、辞めよう?アリアンちゃんには俺からもちゃんと話すし…俺のせいで中山の幸せ壊しちゃうの嫌だし」
そう言ったら…
あいつはただ
「ふーん…そう」
と興味なさげな反応をしたが、俺の体が全身震えだすほど、あいつの目には何も映ってなく…
俺が嫌な、不気味な笑みをまた…浮かべていた。
「風邪でも引いたの?」
緊張で黙り込んでいた俺に、バックミラー越しに俺を見て、そう話しかけた。
会話的には普通なのに、何もかもが普通じゃないと、俺は感じる。
怯えて何も言えない俺に鼻で笑って、
「具合悪くて喋れないか」
なんて勝手な答えを自分で出し、勝手に納得いったような顔をした。
ーーーーーーー
いきなりすみません!
更新ペースを落としていくと思います。
大学のレポートやテストで忙しくて、
なかなか話の続きが書けなくて、
適当に書いて内容を壊すのだけは避けたいので、
1日1ページか2ページくらいになると思います。
でも楽しみにして下さってる方がいるようなので、出来るだけ早くレポート書き終わらせます。
そこをどうかご理解いただけたらと思います。
いいね、お気に入り、しおりも1000超えました!
皆さま本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。
作者より。
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