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鈍い貴方 木赤
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それはいきなりだった。
木兎『赤葦〜あーかーあしー』
木兎はいきなり赤葦呼んだ。というか叫んだ?
赤葦『なんですか?木兎さん』
こう答えるのが2人の日課だった。
木兎『今絶対“またかよ”って思っただろ』
そう木兎は言うが・・・
赤葦『思ってませんよ』
と赤葦は涼しい顔で返す。
木兎『まぁいいか。それでさ俺さ赤葦の事好きだわ』
赤葦『(は?この人頭がついにおかしくなったの?)それはどうもありがとうございます』
赤葦はわからなかった。木兎の好きがどういう意味なのか・・・赤葦は木兎の事が好きだった。だからとっても嬉しかった。でも男同士だからと思って伝えなかったのだ。
木兎に彼女が出来たと聞いた日には1人で家で泣いていた。
木兎『おう!これからもいい相棒でいような!』
赤葦は思った。コイツの好きは友達としてだと・・・だから
赤葦『木兎さん。“星が綺麗ですね”』
これが精一杯。赤葦が伝えられることだった。
でも木兎はわからないだろう。
木兎『何言ってんだよ?今日曇ってて星なんて見えねぇぞ?』
なんて言っても変な赤葦と言って木兎は笑っていた。
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