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研磨
俺はご飯が終わってお風呂に入らせてもらって
ちょうど金田一のところに行こうとした
結構時間たったからな…
まだいるかな?
俺は急ぎ足で金田一のところに向かった
金「あ!孤爪さん」
よかった、まだいた
研「ハァハァ…ご、めん…待たせた」
金「大丈夫ですよ!そんなに急いできてもらって
すいません!」
研「ん、大丈夫…で?聞きたいことってなに?」
金「…えっと、、」
金田一は明らかに顔の色を変えた
そんなにやばい事なのかな…
金「…孤爪さん……国見って知ってますよね?」
研「!…知ってるよ」
そりゃ知ってる…だって仲間だったんだから
今は違うけど
金「元気でしたか?」
研「え?あ、まぁ…元気だったけど」
金「よかった…」
金田一はホッとしていた
……あ、…国見だったんだ
金田一金田一って言ってた正体
え、なんで2人知り合いなんだろ…
金「俺たち高校までずっと一緒だったんですよ」
研「え!…あ、そうなの?」
何で言ってくれたんだろ…
まさかまた顔にでてたかな
金「はい!…全く国見と会えないんで、
元気かどうか分かって助かりました!!!!」
金田一のその言い方
なんか…ひっかかる
研「何で会ってないの?」
金「……会えないんですよ」
研「…その理由聞いてもいい?」
金「えっと…SPICEのルールなんですよ」
研「ルール?」
金「ここのルールは三つあって、
一つ目が敷地の中では殺らない
二つ目が恋愛感情を捨てる
三つ目がSPICEの仲間以外捨てる……です」
なに…その変なルール
研「恋愛感情を捨てるってなに?」
金「先輩から聞いた話によると
過去にこのSPICEで恋愛感情をもった男女がいて、
あまりにも仕事をしないからリーダーが怒ったらしく
恋愛を禁止にしたんですよ」
研「ふーん…なんか、変だね」
金「そうですね笑…でも、SPICEは男しかいないので
大丈夫だとは思うんですけど」
研「まぁ、そうだね……三つ目は?」
金「えっと…簡単に言うと、SPICE以外の人は敵対視
するって事ですね…」
…敵対視…
研「そうなんだ……」
金「はい……だから、国見は俺にとっての敵なんです。
だから、話すことや会うことなんて許されません」
研「…ルールをやぶったらどうなるの?」
金「海に落とされますね」
研「はぁ!?」
なに、海に落とされるって…
え、殺されるってこと?
金「そんなに焦らなくても裏切らなかったら
大丈夫ですよ!!」
そんな笑顔で言われても怖いだけなんだけどな
研「そ、そうだね……」
まぁ、確かに…金田一の言ってたとおり
裏切らなかったらいいだけのこと
SPICEは俺を仲間として見てくれてる…
感情しないとな…
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