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ママ/HoneyWorks 黄瀬×黒子(女体化)1
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黒子side
「黒子っち、俺と結婚してください」
「こんな僕でよければ、宜しくお願いします」
────
────────
黄瀬くんのプロボーズから、もう2年
黄瀬涼太くんと結婚して、´黒子テツナ´から、´黄瀬テツナ´になりました
そんな僕はこれから、彼に重大な話をするとこです……
ドキドキ
あぁ、言うの緊張しますね……
「涼太くん、お話があります」
ソファーでくつろぎながら、コーヒーを飲む涼太くんの隣に座る僕
「テツナっち!
どうしたんスか?」
一つ深呼吸
スゥー
「赤ちゃんができました
今、3ヶ月だそうです」
「ブフォーー
ゴホ、ゴホッ――」
飲んでいたコーヒーを吹き出す涼太くん
それに驚く僕は近くにあったティッシュで黄瀬くんの口元を拭いた
拭き終わった僕に、黄瀬くんは話を続けた
「っ――
まっ、マジっスか?!
テツナっち、ありがと
すごく、嬉しいっス!!」
勢いよく、僕に抱きつく涼太くんは本当に嬉しそうで、この人と結婚してよかったって、心の底から思い、彼を愛おしく感じた
その後の彼は、僕の体を冷えないように、毛布をかけてくれたり、今までより僕の身体を気遣ってくれるようになった
まだ見ぬ赤ちゃんの姿を二人で想像し、涼太くんは僕のお腹を撫で、
「早く、元気な泣き顔を見せてくださいっスね!」
と、僕のお腹の中にいる芽生えた命に話しかけた
あれから半年以上経ち、とうとう出産の日を迎えた
涼太くんは忙しいのにも関わらず、マネージャーや事務所の社長と話し合い、僕の出産に立ち合ってくれた
近くにいる看護婦さんたちが僕に集まり、長い出産が始まりを迎えた────
「奥さーん、ちゃんと息を吸って!!」
「ヒッ、ヒッ、フーーー」
僕は息を吸いながら力を下に込める
隣にいる涼太くんは、僕の額に浮かぶ汗を吹き、ずっと僕の片手を握っていてくれた
数時間後────
「奥さん、もう少しですよ!!
もう少しで赤ちゃん生まれますよ!!」
その言葉を聞いて、僕はまだ残ってる力を絞り出す
「ヒッ、ヒッ、フー」
「テツナ、頑張って!」
「んーーーーーーーーっ」
そして、
「オギャー、オギャー」
「ハァッハァッ」
元気な赤ちゃんの声が室内に響き渡る
看護婦さんが僕と赤ちゃんを繋いでたへその緒を切り、僕の近くに赤ちゃんを向ける
「奥さん、元気な女の子ですよ」
初めて赤ちゃんを生んだ嬉しさと同時に、僕の目から涙が溢れ出た
「あり…と…………ご…ます」
泣きじゃくる僕に、看護婦さんが
「赤ちゃん、抱いてみますか?」
と聞かれ、縦に首を降る
そーっと渡された赤ちゃんは僕より小さくて、とても暖かかった
「涼太くん、赤ちゃんですよ」
赤ちゃんを涼太くんに向けると、既に泣きじゃくる彼は赤ちゃんと大泣き合戦が始まり、周りの看護婦さんが笑いだし、僕は´子供が2人いるみたい´と、微笑ましくその光景を見つめていた
赤ちゃんの名前は涼太のリとテツナのナを取って、´リナ¨命名した
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