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差し出される両手
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「トコロテンしちゃうなんて……エロいね」
言葉を紡ぎながら華亥は、後ろからハロの耳の淵に舌を這わせた。
華亥の言葉に、ハロは、はぁっと熱い息を吐き出した。
ハロの耳を嬲る華亥の舌に、唇を寄せた。
ハロの耳を挟み込みながら、僕と華亥は、濃厚なキスをする。
ぴちゃぴちゃと鳴る水音が、ハロを耳から犯していく。
時折、ハロの吐息が、水音に混じり、こだまする。
熱を放っても、ハロのペニスは上を向いていた。
するっと裏筋を撫ぜるように這わせた僕の手に、擦りつけるように、ハロの腰が蠢く。
華亥の手が、ハロの腰を中途半端な高さで固定した。
突き上げるように奥を穿たれ、抜け出るぎりぎりまでペニスを引かれる。
「ふっ………ひゃん……んぁっ…ひぁっ………ンッ……」
激しい大きな律動に、ハロは悲鳴にも似た喘ぎを零す。
突き上げられる度に、ハロのペニスから、ぴゅくっと少量の精液が飛び散っていた。
酸素を求める魚のように、ハロは口を大きく開き、荒い呼吸を繰り返す。
僕は無意識に、ハロの両頬を手で包み込み、包帯に唇を落としていた。
ちゅっちゅっと何度となく、ハロの隠された瞳にキスを繰り返し、頭を胸元に引き寄せた。
頭頂部に顔を埋め、ハロの匂いを吸い込んでいた。
ハロの髪からは、花畑のようなフローラルの甘い香りがした。
ハロの荒く熱い息が、僕の胸にかかる。
その吐息は、皮膚や臓器を貫通し、僕の胸の奥底をじりじりと焦がした。
「………ンッ」
小さく息を放った華亥が、ハロの中に白濁を吐き出した。
ハロの腰を抱き、華亥は腰を落とした。
座り込んだ瞬間に、硬度を保った華亥のペニスが、ハロを穿つ。
「ひゃんっ………」
ハロは、その衝撃に、小さく啼いた。
腰を持ち上げる華亥の手に従うように、離れようとするハロ。
力を入れたハロの脚は、ガクガクと震え、ずるっと滑った華亥の手に、再び腰を打ち付けた。
「ひぁンっ………」
ハロの後ろで眉を顰め、腰を跳ねさせた華亥を見る限り、手が滑ったのは、わざとではなかったのだろう。
ぶるっと身体を震わせたハロは、困惑気味に、眉を八の字に下げる。
「立てない……です…」
首を捻り、僕に向かい両手を伸ばした。
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