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指先のキス
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「ふぅ………ぁっ…、あん、ぁっ…、ひゃん…んっく…」
下から交互に突き上げられ、ハロは、息を継ぐ暇もなく、悶え喘いだ。
ハロのペニスからは、どろどろと押し出されるように精子が溢れ、僕の腹をも白く汚す。
ぞくぞくと走る痺れに、僕も華亥も、右手でハロの腰を鷲掴む。
「んぁ………はぁ……、んっ……ひぁっ………」
ぐちゃぐちゃと音を立て、ハロの狭いアナルを、2本のペニスで蹂躙する。
ハロは身体を支えるように、僕の両腕をふるふると痙攣する手で、きゅっと掴んでいた。
ハロの中でゴリゴリと擦れる感触に、射精感が一気に高まってゆく。
「ぁ………、だめ、…イキそ…」
堪えきれずに言葉を零す僕。
「ぁっ………んぁっ……、ひっ、あっ……」
僕の腰が、大きくグラインドし始める。
僕の律動に引きずられるように、華亥の腰つきも激しさを増す。
「あ、ぁ、…俺も、……、出るっ…」
どくんっと大きく拍動した僕のペニスから、ハロの中へと白濁が吐き出された。
直ぐに後を追うように、華亥のペニスからも、欲望が弾け飛んだ。
「はぁ………」
放った後の倦怠感に大きく息を吐きながら、ハロの中から、ペニスを引き抜いた。
ずるりと引き抜かれる僕のペニスを追うように、混ざり合った精液が、どろりと溢れ出る。
「ふぁっ………んっ…」
精液と共に、華亥もハロの中からペニスを引き抜いた。
そのまま、ハロを僕の腿の上に座らせた。
ぽてっと、僕の胸に身体を預けるハロの頭を優しく撫ぜる。
ふと、上げた視界に映る華亥の姿。
ハロの頭から手を離し、華亥の頬へと伸ばした。
ちらりと向けられる華亥の視線。
離れてしまった熱に、華亥が…恋しい。
無性にキス、……したくなる。
ハロが挟まるこの体制では、押し潰してしまいそうで。
届かない華亥の唇。
頬に触れている手で、キスをするように、華亥の唇を中指で、なぞった。
どろどろに溶かされ、ぐったりと項垂れながらもハロは、見えない瞳で僕を見上げていた。
ふわふわとした見えない瞳で、僕を見上げるハロの唇に、後から回された華亥の中指が這う。
唇に触れた指の感触に、ハロは、振り返り華亥を見上げる。
ハロは、不思議そうに、見えない瞳を瞬いた。
左手で、ハロの手を掬い上げる。
ハロの中指で、僕の唇をなぞらせた。
指先のキスが、一周し、円を描いた。
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