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〜中学編〜
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影山「ーー俺のトスに合わせろ‼︎勝ちたいなら…‼︎‼︎」
部員「………(シーン)」
影山「……‼︎(ハッ、)」
監督「もういい。お前ベンチに下がれ。」
この時、部員の皆が影山を軽蔑した。
皆の心が1つになった瞬間、影山は本当に独りになった。
ある一人の少年を除いては……
ー試合終了後ー
タッ…タッ…
?「あ、影山!!」
影山「…………」
?「残念だったな…でも次があるって!な?だから元気出せって!!」
影山「………ょ…」
?「ん?なんか言ったか?」
影山「…っせぇっつったんだよ!!」
?「か、影…や…」
影山「あーもー!その呼び方もやめろよ!!前みたいに呼べよ!!なんで…何で皆変わっちまうんだよ…!何で皆…あんな軽蔑した目で俺のこと見るんだよ…!!もう、もう嫌だ…皆、俺のトスを打ってくれよ…何で…こうなっちまったんだよぉ…(ぽろっ、)」
?「影……兄さん…」
影山「うぅっ…何で…何でなんだよ…(ぽろぽろ、)」
?「…大丈夫だよ。例え、皆が兄さんの敵になったとしても、僕はいつまでも兄さんの味方だよ。僕は、ずっと兄さんと一緒にいるからね。」
そのあとただただ兄さんは泣いていた。
綺麗な涙を流しながら……
この時決めたんだ。
僕が兄さんを守るって。
僕が兄さんの側にいるって。
なのに………
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