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魔王、帰郷☆
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「さあ、諸君。魔界への門は開かれた。あとはアルロードを倒すのみ(性的な意味で)‼」
理事長はそういって意気揚々と魔界への門をくぐった。僕はなんなく通れたがルイやレオン・アクアにイリアにクロアは通るのが苦しそうだった。
「大丈夫?」
「ああ、俺らは光の魔力が強いからな。子供たちのほうは両方もっているのもあってもっとつらいだろうが・・・。」
レオンはそう言って子供たちを心配していた。
だが、そうは言っても、僕らの子だ。
ルイはあれ何~?と言ってすぐどっかに行こうとするし、クロアはまた変なものを作るし、アクアは毒の沼に触ろうとするし・・・素直に抱っこされている、イリアが天才に見えてきた。
「イリアはいい子でちゅね~。ルイお兄ちゃん?お兄ちゃんがそんなのでいいの?お兄ちゃんが率先してどっか行っちゃうから弟たちまで好きにしてるよ?」
僕がそういうと、ルイはすぐに戻ってきて弟たちをつかまえ、ベビーカーへと乗せた。
「僕はお兄ちゃんだからみんなの見本になるの‼僕もおとなしくするからみんなもシイーだよ?」
ルイは人差し指を口にあて、弟たちへと笑いかけた。
「やるじゃん、ママ。」
「だてに4児の母じゃないよ、ダーリン?」
僕とレオンはそう言って、子供たちの成長を喜んでいた。
「あ、町が見えるよ。パパ、ママ、おなか減った~。」
「じゃあ、ごはんにしよっか?」
「うん。・・・リジチョーは?」
ルイがそういってきょろきょろと探したが、理事長の姿は見当たらなかった。
どうせ、待ち切れずに父さんに会いに行ったのだろう。
「ほっといて、ごはんを食べよう。僕も下町でのごはんは初めてだから楽しみだなぁ。」
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