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じゅうろく。
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*
その目が怖くて、俺は身体を強ばらせる。
でもこのまま怖気づいても、彼の思うツボだ。
ギッと、反抗するように彼を睨めば彼は目を細めた。
「……いけないな、そんな目で俺を見ちゃ。」
ペロリと、厭らしくで舌舐めずりする楓。
「余計に組み敷きたくなるだろ…。」
そう言って、彼はまた俺の唇に食らいついた。
さっきとは違って、激しめのキス。
抵抗しようにも、力がどんどん抜けてしまって出来なかった。
「…くちゅっ……ぁ……ふっ……んんっ……!」
キスをしている間に、楓が片手で俺のボタンを外し始める。
そしてもう片方の手でベルトを外し、ズボンを緩め下着ごと一気に下ろした。
「や……いやだっ!楓!」
力の無い手で彼の手を掴むが、止まらない。
首筋を舐められ、強く吸い上げられる。
綺麗についたキスマークを眺めると、楓は満足そうに微笑んだ。
シャツのボタンを全て外されて、楓の手が潜り込む。
胸の突起を捕らえると、そこを執拗にグリグリと押しつぶした。
「あ、あぁっ……!」
抓ったり、引っ掻いたりして俺の乳首は赤く色づき始める。
「や、やぁっ……グリグリす、るなぁっ……!」
「……なんで?
……気持ちよくないのか?胸弄られるの」
そう言って、彼は赤く腫れた突起を口に含んだ。
「ひぁっ……!?だ、だめっ……ソコ吸っちゃだめっ……ぁ……アァッ!」
コロコロと舌で転がされながら、ちゅうっと強く吸われる。
もう片方の乳首も手で弄られ、下半身に熱が集まっていく。
「ん……。はぁ……、ココ硬くなってる……。」
「ひっ……!」
耳で低く囁かれながら、人差し指手で裏筋を撫でられる。
恥ずかしくて顔を背ければ、耳裏をねっとりと舐められた。
「っ……!」
「……………イかせてやるよ。」
そう言って、楓は俺のモノを握り強く扱いてきた。
「アァッ!!…んぁ…っ…やだ…そん…なに、強くしたらっ……は、……あぁぁっ!!」
ドクンッと、熱い白濁が飛び散る。
出した余韻で、身体が敏感にビクビクと震えた。
ぢゅぷっ、
「あ、やぁっ……なにっ!?」
達してから間も無いのに、楓は俺の尻に精液を塗り込み指を挿入してきた。
「ん、ンンッ……ひっ……ぁ……!」
「……狭いな……。」
グリグリと中で蠢きながら、楓はある一点を押し当てる。
「ひぁっ!?」
その瞬間
ビリッと、全身に強烈な快感が駆け抜けた。
「な、なにっ……!?」
「………ココか……。」
ニヤリと笑った楓は、執拗にそこを攻め立てた。
「あぁぁっ!…や、なにこれ……アンッ…ぁ…アアッ…やめてっ…やめてぇっ……!」
「やだ?なに言ってんだよ。兎代
腰が揺れてるぞ……?ほら、もう一本追加だ。」
ズプッと指を二本に増やされ、バラバラに動かされる。
強い快感に、俺のモノはもう一度勃ち上がり、ドロドロと先走りで濡れていた。
「……はぁっ…アァッ……ん……イクッ……イッちゃうっ……!」
「いいぜ……。イけよ、兎代。」
ゴリッと思いきり強く前立腺を擦りあげられる。
「あぁぁぁぁぁっ!!」
ドピュッドピュッと、勢いよく白濁が出た。
「はぁっ……はぁっ……。」
「………沢山出たな、兎代。」
そう言って、楓は嘲笑うかのように俺に囁いた。
「……初めてなのに指だけでイクなんてな……。
兎代は男を受け入れる才能があるんじゃないのか?」
「!!!!」
パンッ、と部屋に乾いた音が響き渡る。
楓の頰の片方が赤くなり、彼は一瞬何をされたかよく分かっていなかった。
顔を怒りで真っ赤にさせた俺の瞳からは涙がこぼれ落ちる。
「……最低だっ…!!」
そう言って、一瞬緩んだ彼の拘束から逃れ、兎代は急いで乱れた服装を着直し部屋を出ようとする。
「おい、兎代!!」
「しばらく本家に戻るから…。お前の顔なんて、もう見たくない。
……楓なんて大っ嫌い!!」
呼び止める彼の声を無視して、俺は部屋を出た。
携帯で家に連絡し、迎えの車を呼ぶ。
「俺だ!今すぐ家に帰るっ!10分以内に俺の家まで迎えに来いっ…!!」
そう言って、乱暴に電話を切る。
そして数分後
俺は迎えに来た車に乗り、マンションを後にした。
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