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君と過去
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「じゃあ…俺の部屋で遊ぼうか?」
「ゆーにいの?」
「うん。嫌?」
「ううん! いく!」
嫌だなんてこと、全然ない。
それを伝えようと首を大きく左右に振り、嬉しそうに満面の笑みを見せた。
ゆうの部屋に着くと、二人はベッドの上へと腰を下ろした。
卓斗をそのまま待たせ、ゆうは冷蔵庫からジュースを持ってくると、それを卓斗に差し出した。
「はい。りんごジュース」
「ありがとう! いただきます!」
ゴクゴクと喉を鳴らし、卓斗はジュースを一気に流し込む。
その勢いに、グラスの中はあっという間に空っぽになった。
「ごちそうさまでした!」
「美味しかった?」
「うん!」
さっきまで暑い中に居て喉が渇いていた卓斗は水分補給できて、満足そうな顔をしていた。
その顔にゆうも心が満たされる。
「じゃあ、さ…俺のしたい事、していいの?」
「うん」
ゆうの言葉に素直に頷く卓斗。
その姿が可愛くて、ゆうは昂る気持ちを抑えながら、卓斗の体をベッドに押し倒した。
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