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君と過去
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ズボンの上から卓斗のモノを撫でてやれば、布ごしでも分かる程そこは大きく起ち上がっていた。
戸惑って何も出来ない卓斗をよそに、ゆうは手で器用にズボンを脱がしていく。
最初こそ、卓斗は少し抵抗したが、ゆうに大丈夫だと言われれば、信じるしかなかった。
脱がされたズボンは、床に落ちる服の上にバサリと置かれた。
「…ゆーにい…はずかしいよぉ…」
「可愛いよ。タク…」
恥ずかしさに戸惑う卓斗をいとおしそうな目で見つめ、上から下まで舐めるような視線に、卓斗は更に恥ずかしくなった。
「ゆーにいも…」
自分だけが脱ぐのも恥ずかしくて、卓斗は震える声で小さく呟いた。
卓斗の言いたい事を察したゆうは、なんの躊躇いもなく、自分の服を脱ぎ捨てる。
「ぁ…」
初めて見るゆうの体に、卓斗はドキッとした。
自分とは違う引き締まった身。
ゆうは自分よりも大人なんだ、と思い知らされた気がした。
「ゆーにい…」
「ん? どうかした?」
不安そうな声で名前を呼ばれ、ゆうは優しく問い掛けた。
「ぜったい…ぜったいにまた会えるよね? ひっこしてもずっと友達だよね?」
「うん。絶対に会える。ずっと友達だ」
必死に問い掛ける卓斗を安心させるように、ゆうはその体を優しく抱き寄せる。
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