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Episode3-12
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「…なんか、変な感じです。」
「す、すみません。」
「いや、そうじゃなくて。朝から誰かと一緒にいるのは、もう何10年もなかったので。」
こーゆーのも悪くないですね、と俺が言うと
福士さんは安心したように、そうですか、と呟いた。
「何か気になることがあったら、すぐ言ってください。」
「気になること?」
「だから、その、嫌だなって思ったら、すぐ俺に言ってください。」
「…今のところは、大丈夫です。」
普通の人にやられたら、きっとストレスでどうにかなってしまいそうなんだろうけど
不思議とこの人の隣にいるのは、不快じゃなかった。
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