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Side雪疾3-7
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「…福士さん?」
「あ、すみません。巧さんがそんなこと言うとは思ってなかったので…。」
「…福士さんから見て俺って、どんなイメージなんですか。」
巧さんはくすっと笑って
それじゃあ俺ももう寝ますね、と部屋に戻っていった。
「…初めて見た。…あんな風に、笑うんだ。」
もちろん巧さんだって人間だから、笑うことだってあるんだろう。
けど、あんな風に笑っているところを見るのは多分初めてで
巧さんが、少しずつでも俺に心を開いてくれているような気がして
それが嬉しかった。
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