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Side雪疾4-3
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『あ、お前、今日は終電とか気にすんなよ?』
「いや、終電ないと帰れないじゃないですか。」
『俺んち近いから泊めてやるっての。』
…こんな酔っぱらいと1晩とか、ほんとに勘弁してほしい。
はやく巧さんの家に帰りたい…。
『おい、雪疾?』
「トイレですよ。トイレまで行かせないつもりですか?」
俺はそう言って席を立った。
今日は手荷物なくしておいて本当に正解だった。
俺はばれないように店員さんに事情を説明して、そのまま駅まで走った。
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