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Episode5-31
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『社長、今回はほんとにいきなり無理言ってすみませんでした…。』
「気にするな。うまく話もついたし、結果オーライだろ。」
この日、新幹線やら電車やらを終電ギリギリで帰ってきた俺は
家に着いた時にはもう12時をまわっていた。
「…あれ、明かりついてる…。」
リビングに行ってみると、部屋の中は俺が家を空けてから何ひとつ変わっていなくて
ソファで雪疾が眠っているのが見えた。
「雪疾、雪疾…。」
俺が呼ぶと、ん、と薄目を開けて
雪疾は俺のほうを見つめた。
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