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Episode2-7
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「………家に入れるといったのは俺の方なんですし、乗ってくれても構いませんよ。」
「そうですか…?」
「……ええ。まぁ、基本は誰も乗せないんですけど。」
俺がどうぞ、といって内鍵を開けると
すみません、と先生は車の中に入ってきた。
車のドアノブも、シートも
俺以外の誰かが触れている。
それでも不思議と、いつもの不快感はない。
「………五十嵐さん…?」
「………あ、すみません。」
俺は動揺を悟られないようにエンジンをかけた。
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