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Episode3-2
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「………おはようございます、福士、さん。」
「おはようございます。…昨夜はありがとうございました。」
「………いえ。」
朝から自分の部屋に、自分ではない人がいる。
それは少なくともここ10年はありえなかったことだ。
「………巧さん?あっ、勝手に部屋はいったら、まずかったですか…?」
「いえ、そうではなくて…。」
不自然なような、不思議なような
はたまた少し嬉しいような。
自分も少しだけ、普通な人になったような
そんな感覚だ。
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