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Episode3-6
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「えっ…?」
俺の反応を見てすぐに
福士さんは、しまった、という顔をした。
「す、すみません。忘れてしまってました。」
「い、いえ。あまりにも自然だったから、驚いただけで…。」
誰かのパンをかじったことが
今まで俺にあっただろうか。
「………今日はまだ、無理かもしれないですけど、また。」
「………巧さん?無理、しなくていいですよ?」
「…無理、じゃ、ないです。」
自分以外の人がかじったパンは
どんな味がするんだろう。
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