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ごめん!海音君! 智也サイド
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「ごめん!海音君!
僕慌ててて!
君は明日来る予定だったから、今日は学校ないんだった!」
彼の部屋に入ると彼は上半身裸だった。
なんて恰好をしているんですか!?
カメラ用意しておけばよかった!!
僕はしばらく放心状態だった。
慌てて、目を逸らす。
そんなにジッと見たら不敬かもしれない。
それに僕がこれ以上見れない……!
「なっ!な、な、何で裸なの!?」
「……何故テレる?」
いきなりノックもせずに入った僕が悪い。
そりゃ悪いんだけどさ……。
いくら王子様とはいえ、見られたら隠すんじゃない?
いや、王子様だからこそ他人に見られても恥じない身体を持っている?
そこからくる自信?
彼は動じもせず、淡々と僕に聞く。
僕が質問したはずなのに。
「いやいや、海音君の裸は目に悪いよ……」
最後の方は恥ずかしくなって声が小さくなってしまったけど、ちゃんと最後まで聞こえていたらしい。
彼は少し悲しそうな顔をした気がした。
「大丈夫か?」
「えっ!うん。
大丈夫だよ!」
彼の心配そうな声に慌てて答える。
彼は堂々としているのに僕だけ恥ずかしがってる。
ここは一端落ち着こう。
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