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海音……海音…。
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その後、食器を洗う智也を手伝い、いつの間にか智也が入れていたお風呂に順番に入って、リビングで智也と二人ゆったりとした時間を過ごした。
21時ごろになると智也が寝ると言ったので、俺も自分の部屋で寝ることにした。
俺は本当に智也と出会ってよかったと思う。
きっと俺も学校に通う日になったら、クラスの人間に嫌われることになるんだろう。
だけど智也がいれば大丈夫な気がする。
この寮という場所がある限り、この体質が続いていても前向きに学校生活を送れる気がする。
俺はいつの間にか眠っていた。
『海音……海音…。
よかったわね。同室の子とても優しそう』
そりゃそうだ。
唯一俺の体質の影響を少ししか受けていないからな。
『この世界は前の世界と全然違うわ。
それはあなたも感じたはず』
確かに購買を案内してもらっている時に見た人達は知らない服装をしていたように思う。
食べる物だって違う。
『あなたはこの世界で愛し、愛されるでしょう。
あなたの心配することなんて一つもありません』
愛し、愛される?
恋人が出来るのか!?
俺の体質を諸共せず、俺と共に人生を歩んでくれる。
そんな人が現れるのか!?
『この人生を楽しみなさい、海音』
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